Record China 2019年3月18日(月) 9時10分
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日本が世界に誇るフィギュアスケートの羽生結弦にお隣の中国でも熱い視線が注がれている。なぜ、ライバルとも言える日本の選手が中国をここまで沸かせるのだろう。中国人から見た羽生の魅力を探ってみた。写真はCCTVの羽生応援ツイート。
斉君が羽生の演技を初めて見たのは9歳の時。母親が彼に見せようと、羽生のDVDを買ってきたのがきっかけだった。選手としてより高みを目指しているだけに、「最初はそれほど強い印象を持たなかったけど、成長するにつれて羽生選手のレベルがどれほどのものか分かるようになった」という彼の言葉には重みが感じられる。羽生を目標とするからこその発言だろう。「ファン」としての意識を持っていないことを明かした上で、「すごすぎるレベルです。ずば抜けているし、絶対にあきらめない。普通の人が持てる精神力ではありません」と話した。
「スケートや他の面で、何か羽生選手の影響を受けましたか」と投げ掛けたところ、斉君は「ぼくたちはみんな、どんな面においても羽生選手に学ぶべきです」と力強く回答。簡潔なコメントだが、彼が羽生を「全面的にリスペクトできる存在」と見ていることが伝わってきた。
けがを乗り越えて勝利を手にし、常に周囲への感謝を忘れない羽生の姿は、多くの人に感動や衝撃、前向きなエネルギーをもたらす。そこに「国境」などという問題は存在しないのだろう。取材に応じてくれた2人の口から「あきらめない」「精神力」という言葉が聞かれたことも印象的だった。
次の冬季五輪は2022年に中国の北京市、河北省で開かれる。3年後に羽生はどこまで進化しているのか。中国のファンたちはきっと、大きな期待を寄せているはずだ。(取材/野谷)
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