「iPhone 3G」密輸市場がアツイ!国内未解禁なのに2倍で販売?―中国

Record China    2008年6月17日(火) 15時39分

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16日、アップル社製のスマートフォン「iPhone 3G」発表から1週間、国内での発売時期は未定の状況下、密輸品市場がにわかに活気づいている。ネットショップには定価の2倍以上の強気価格で同機種が並ぶ。市場の写真は上海市のアップル製品販売店。

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2008年6月16日、アップル社製のスマートフォン「iPhone 3G」発売が発表されて1週間、国内の密輸品市場がにわかに騒がしくなっている。大手ネット販売サイトでは、同機種がすでに定価の2倍以上の価格で出品されている。京華時報の報道。

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販売業者によると、3000〜5000元(約4万5000〜7万5000円)の価格がつけられたこれらの製品は、米国からハンドキャリーで直接持ち込まれた品だという。199〜299ドル(約2万1500〜3万2000円)で買い付けられたうえ、現地の電信会社と使用契約を結んだもので、中国に持ち込む際、この使用契約への違約金として100ドルあまり(約1万800円)を支払っている。これが、定価の2倍以上の高価格を謳う原因となっている。

国内の電信会社がiPhone 3Gの具体的な使用許可をなかなか下ろさないため、国内での販売予定日が遅々として決まらない状況を受け、密輸品市場はその機に乗じているかたちだ。しかし現在、国内の3G(第3世代)モバイルネットワーク で採用されているのは、中国独自のTD-SCDMA方式であるため、国外で購入した機種は一般の携帯電話と同様の機能のみしか使用できない。(翻訳・編集/愛玉)

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