<日本で大成功した中国人>世界で日本人を最も多く雇用する正真正銘の「日本式社長」

Record China    2016年12月20日(火) 11時52分

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華僑団体の優秀なリーダーは、往々にして事業を成功させるだけの熱意と求心力と行動力を持つ人物である。勿論、今日の日本における四大華僑団体の一つである日本中華総商会の厳浩会長もそうした人物の中の筆頭である。

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現在の中国市場はすでに完全な若者市場ではなくなっている。現在の高齢化の進み方を考えると、今後の市場の消費全体の構造には大きな変化があるだろう。若者の消費のほか、重要な中高年の市場も現れる。もし企業が製造する商品や提供するサービスがその世代の健康的な生活レベルに達していれば、さらに高い価値の製造業とサービス業になる。こうした産業は今ようやく始まったばかりなので、中国経済にはまだ大きな向上と成長の空間があり、中国人の健康と生活のクオリティーが良性の循環を作り出した時、中国経済は一種の健全なニューノーマルに突入したことになる。

もう一つ、企業と個人も徐々に成熟に向かう必要がある。例えば一切を政府のマクロ政策に頼っていては、構造転換は行き詰まるだろう。マクロ政策は大きな方向性であり、企業であれ個人であれ、国家の政策の指導する方向のもとで積極的にイノベーションに取組み、自身の構造転換を果たさなければならない。

厳浩は常にこう語る。「華人実業家は大きく強い信念を持つべきで、小さな成功で満足してはならない。華人が海外で創業し企業経営して行くとき、きっと各種の困難に遭遇し、差別されることさえあるだろう。しかし、差別されることは事業の成功を妨げるものではない。日本で会社を経営していると、一部の人の蔑視はさけられないが、つねに努力を重ねていけば、日本人と比べ遜色がないようになれる。さらに、われわれには日々強大になる祖国という後ろ盾がある」。

そしてこう話す。「最近、習近平氏は『チャイナ・ドリーム』を打ち出した。この『チャイナ・ドリーム』を全世界の華人が共有し、われわれ華人実業家自身がその実現に役立ち、自身をさらに強くして数多くの企業を成功させられれば、すべての海外華人のパワーを結集し世界の調和ある発展に繋いでいけるだろう」。(提供/日本新華僑報・編集/内山)

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