<写真特集>鳥人―ボロボロの翼で自由をこの手に

朱侠   2016年7月7日(木) 14時40分

トップクラスの俳優を多数輩出する名門・北京電影学院卒業のイケメン。俳優、ギタリストなどを変遷して、たどり着いたのは一眼レフのカメラ。朱侠は同世代の若者だけを被写体とした撮影活動に夢中のようだ。

トップクラスの俳優を多数輩出する名門・北京電影学院卒業のイケメン。俳優、ギタリストなどを変遷して、たどり着いたのは一眼レフのカメラ。朱侠(ジュー・シア)は同世代の若者だけを被写体とした撮影活動に夢中のようだ。

芝居という身体表現を学んできたからなのか、あるいは自身のポートフォリオを作成する感覚なのか、ポップな人物写真ばかりを多数、ネット上で発表している。

「鳥人」と題されたシリーズでは自分自身が被写体となった。か弱い翼でも、ボロボロの翼でも、幸せを信じることをやめてはいけない、自由に飛びたいという願いをあきらめることはできない、というメッセージをこめたという。(文/山上仁奈)

●朱侠(ジュー・シア)

浙江省杭州市出身。北京電影学院演技学科卒業。俳優、ギタリストとして活動した後、2010年に一眼レフカメラに出会い、写真を通じて内心の世界を表現している。演技学科出身なこともあってか、作品はダイナミックで動きのあるものが多く、ストーリー性が感じられる。代表作に「鳥人」「孤吻」「ハニー」など。

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