日中の国交がない時代に、B、C級戦犯を帰国させた「平和の使者」―『李徳全 日中国交正常化の「黄金のクサビ」を打ち込んだ中国人女性』

八牧浩行    2017年9月6日(水) 5時0分

(1 / 3 枚)

中華人民共和国の女性初の衛生大臣・李徳全が、中国紅(赤)十字総会の代表団を率いて羽田空港に降り立ったのは1954年10月30日。中国政府と国交がない時代、戦犯とされ中国に残っていた約1000人の日本人の帰国を実現した。写真は講演する作家・石川好氏。

ピックアップ