Record China 2014年12月29日(月) 23時23分
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28日、畜産業が盛んな江西省高安市で、病気で死んだブタを買い取り、食肉として売りさばく業者が多数存在。その肉は広東省や山東省など7省市で流通しているという。写真は江西省の養豚場。
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2014年12月28日、中国紙・京華時報によると、畜産業が盛んな中国江西省高安市で、病気で死んだブタを買い取り、食肉として売りさばく業者が多数存在。その肉は広東省や山東省など7省市で流通している。同紙記者の長期潜入調査によって明らかになった。
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高安市では年間平均200万頭のブタが屠殺され、110万頭が飼育されている。正常死亡率の3%で計算すると、年間9万頭が病死することになるが、その多くが食肉に加工されている。そのなかには家畜伝染病の口蹄疫に感染して死亡したブタも含まれている。現地の畜産業者は「病死したブタを食肉業者に販売するのはここでは『公然の秘密』だ」と話す。畜産業者は加入している保険会社から病死したブタの保険金を受け取った後、食肉業者にそのブタを売り払う。食肉業者は衛生検疫証や食肉加工許可証など必要な証明書をすべて備えているため、「何の問題もない」と平然としている。これらの肉は広東省、湖南省、重慶市、河南省、安徽省、江蘇省、山東省の市場で流通しているという。
この報道に中国のネットユーザーは怒りの声を上げており、以下のようなコメントが寄せられている。
「こいつら全員犯罪者じゃないか!死刑にしろ!」
「中国の証明書は一体何を証明してるんだろ?」
「もう何を食べればいいのかわからない」
「これからは野菜しか食べないよ」
「お役所はすべきことを何もしていない。反対に、やってはならないことをやってるんだ」
「有毒スモッグに抗生物質入り飲用水、メラミン入りミルクに下水油、重金属汚染の白米、中国人の順応性ってすごいよな」(翻訳・編集/本郷)
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