アジア杯自国代表への待遇に格差=中国は「凱旋」、日本は「犯罪者」扱い―韓国メディア

Record China    2015年1月28日(水) 22時32分

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27日、「AFCアジアカップ2015」オーストラリア大会では、中国代表、日本代表ともに準々決勝で敗退したが、両チームの雰囲気は全く対照的だった。写真は本田のユニフォーム。

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2015年1月27日、「AFCアジアカップ2015」オーストラリア大会では、中国代表、日本代表ともに準々決勝で敗退したが、両チームの雰囲気は全く対照的だった。中国代表は帰国すると、あたかも「凱旋将軍」のように迎えられたが、日本代表は帰国後、サポーターから痛烈な批判を浴びた。韓国NAVERの25日付報道を引用して荊楚網が伝えた。

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アジアサッカー界における両チームの成績や実力が異なることから、このような待遇の違いがあるのも理解できる。だが、ここまではっきりとした対比が起こったことは、非常に興味深い。

「AFCアジアカップ2015」オーストラリア大会の準々決勝で敗退した中国代表が24日、北京首都国際空港に到着した。新華社通信は、多くのサポーターが空港に詰めかけ、彼らを出迎えたと報じた。中国代表は、今大会グループリーグのグループBで、サウジアラビア、ウズベキスタン、北朝鮮を下し、3戦全勝で決勝トーナメントに進出した。準々決勝では、開催国オーストラリアに0対2で敗れた。中国代表はグループリーグで破竹の勢いを見せ、オーストラリアに負けた時、中国のサポーターは無念極まりなかった。中国サッカーがアジアトップレベルに戻る足並みは、ここで止まってしまった。

だが、中国のサポーターは十分に喜び、満足した。彼らは選手たちをまるで英雄を迎えるかのように空港まで迎えに行き、帰国した選手を大歓迎した。サポーターのひとりは「準々決勝まで進めたことで十分に満足している。ロシアW杯への出場をぜひ実現させてほしい」と語った。中国代表の面々も大いに鼓舞されたようで、次回も彼らの出迎えを受けたいと願っているだろう。

中国とは対照的に、日本国内のムードは極めて重苦しく、チームの雰囲気も沈み切っていた。日本のメディアは、アギーレ監督が続投するかどうかに喧々諤々している。ほとんどのメディアは、八百長疑惑のスキャンダルと今回の成績不振から、同監督が留任し、2018年W杯の指揮を取る理由は皆無との見方を示している。

本田や香川などの有名選手は、取材に対してしきりに「お詫び」の気持ちを述べ、表情もうつろだった。日本のサポーターの落胆ぶりはさらに激しく、彼らにとって、準決勝進出が果たせなかったことは悪夢同然だった。一部のサポーターは、「香川真司は全く自信を喪失している」「日本代表のランキングは世界ベスト80にも入らない」「日本代表もここまでだ」などとネットに投稿した。

韓国メディアは「日本も中国もここ数年、サッカーの発展に力を尽くし、多額の資金を投じてきた。だが、その出資は決して成績に反映されていないのが現状だ。これは、お金では優勝は買えないことを意味している」と評している。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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