ジャッキー映画でカメラマンが溺死、香港アクション映画界から「安全措置に不備」の声―香港

Record China    2014年12月22日(月) 11時3分

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21日、ジャッキー・チェンの最新作ロケ現場でカメラマンが溺死した事故について、このほどジョニー・トー監督やユエン・ウーピン監督が「安全措置に不備があったのでは?」と疑いの声を上げた。

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2014年12月21日、ジャッキー・チェンの最新作ロケ現場でカメラマンが溺死した事故について、このほどジョニー・トー(杜[王其]峰)監督やユエン・ウーピン(袁和平)監督が「安全措置に不備があったのでは?」と疑いの声を上げた。新浪が伝えた。

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今月17日未明、ジャッキーの最新作「SKIPTRACE」の撮影現場で、カメラマンが死亡する事故が発生。香港・ランタオ島でのロケ中、カメラマンの陳国雄氏を含む8人がボートから海に投げ出された。7人には泳いで戻ってきたが、陳氏は約1時間後に発見され、病院で死亡が確認された。

19日、映画イベントに出席したジョニー・トー監督とユエン・ウーピン監督は今回の事故について、「なぜ1つのボートに8人も乗せたのか分からない」と、現場の安全措置に不備があった疑いを指摘している。

トー監督は数々のアクション映画で知られ、香港ノワール作品の第一人者。ユエン監督はカンフー映画の武術指導の大家として有名だ。トー監督は、「命を投げ出して撮影することはない。体を張ったアクションが香港映画の神髄と言われるが、最新の技術に頼ることも必要だ」とコメントしている。

「霊幻道士」をはじめ数々のアクション映画で知られる俳優チン・シュウホウ(銭小豪)も、「80年代のアクション映画のやり方を継承していくのは大きな間違い」と、今回の事故について語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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