中朝関係が冷え込み、友好関係に終止符か=金正恩第1書記の初の外遊先が両国関係の今後を占うカギ―中国紙

Record China    2014年12月24日(水) 12時20分

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20日、中国と北朝鮮は長年にわたって友好関係、同盟関係にあるが、近年は相互交流が大幅に減っており、首脳の往来もほぼ中断状態にある。写真は中国・丹東の抗美援朝記念館。

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2014年12月20日、東方日報によると、中国と北朝鮮は長年にわたって友好関係、同盟関係にあるが、近年は相互交流が大幅に減っており、首脳の往来もほぼ中断状態にある。

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12月17日は金正日(キム・ジョンイル)総書記の3周忌だったが、北朝鮮から中国側に関連式典への出席が打診されていないと報じられ、両国関係が冷え込んでいることが明らかになった。中国外交部はこれを裏付ける発言はしなかったが、中国共産党のナンバー5にあたる劉雲山(リウ・ユンシャン)政治局常務委員が北朝鮮大使館で行われた式典に急きょ出席し、体裁を保つかたちとなった。

中国にとって北朝鮮はお荷物になりつつあるとみられており、北朝鮮もロシアなど中国以外の国々との関係を深めようとしている。中国が党ナンバー5を式典に出席させたのは、同盟国を失うことへの危惧からではなく、主に儀礼上の理由からだろう。今後の中朝関係は金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が最初の外遊先として中国を選ぶかどうかで占える。(翻訳・編集/岡田)

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