Record China 2014年12月18日(木) 2時44分
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16日、中国の掲示板サイトに、「みんなの知らない日本の対中ODA」というスレッドが立てられた。中国のネットユーザーからは感謝のコメントがほとんど見られなかった。写真は南京。
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2014年12月16日、中国の掲示板サイトに、「みんなの知らない日本の対中ODA」というスレッドが立てられた。
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スレ主は、「日本による対中ODAには、円借款と無資金協力、技術協力の3種類がある。そのうち円借款が最も規模が大きく、1979年から2004年までで総額3兆1000億円に達し、中国が外国から受けた援助の約半分を占める。低利の円借款は、かつて中国国内の大型インフラ整備に用いられ、中国の経済発展を支える基盤となった」と紹介した。
スレ主はまた、「2008年に円借款は中止となったが、GDPで日本を超えた今でも技術協力は続いている」とも伝えている。これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられたが、感謝するコメントはほとんどなかった。
「日本は中国に恩があるからな。(ODAという形で)恩を返すのは当然だろ」
「(日本が)こんな小銭くらい出すのは当然のことだ。その何十倍もの損失を中国に直接もたらしたんだ。しかもこの援助はタダではないのだぞ」
「ODAの制限事項についてはなぜ触れないのだ?日本の設備とサービスしか購入できないのだから、実質的には日本による投資と同じだ。それを偉そうに円借款などと言うのか」
「商売の手段だよな。お金を稼げる上に名前も売れる。こう考えたら日本を恨まずに感謝するのは見当違いもいいところだ」
「まず、借りた金は返さないわけではない。それにどんなに低利と言ってもそれは借款だ。しかも日本製品しか購入できないなら商売と同じだ」
「日本は戦争の賠償金をまだ払っていないだろ!それに3000万人(※中国が主張する日中戦争での犠牲者)の命を返してもいないぞ!」(翻訳・編集/山中)
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