2014年12月16日、韓国ソウル市の「第2ロッテワールドタワー」のショッピングモール棟8階にある工事中のコンサートホールで、建設作業員の男性（61）が転落死した。17日付で韓国紙・朝鮮日報が伝えた。

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第2ロッテワールドで建設作業員が死亡したのは、これで3度目。事故原因は調査中だという。これを受け、ソウル市はコンサートホールの工事を中断させ、これまでに問題が相次いでいたアクアリウムと映画館も合わせて一時閉鎖すると発表した。

この報道について韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「やはり韓国の悪徳会社がすることだ。メディアはロッテを取材しないの？」

「一時閉鎖して原因を解明して、補修作業を繰り返しても意味があるとは思えない。崩壊するだけだ」

「一部施設だけではなく全施設を閉鎖しろ」

「スピード重視で適当に建てて『ハイ出来ました！』はやめて、時間をかけて慎重に建設してくれ」

「だから現代（ヒュンダイ）とロッテは不買運動リストに入れるべきなんだ」

「以前、ロッテで勤務したことがあるのだけど、非人間的な部分が露骨に表れたような企業文化があった。人を考えず、第一にお金。そもそもロッテは韓国企業ではなくて、日本企業だ。在日韓国人が日本でロッテを創立したことで、日本人の根性が企業に残った。強い者に対しては弱く、弱い者に対しては強い」

「建築許可を出した李明博（イ・ミョンバク）が責任をとるべき。どういう神経で許可したんだ？」

「ソウル市長はロッテワールドで事故が起きたら責任を取ると言ったが、人が死亡したことに対してはどう責任を取れるんだ？」

「ロッテはこの報道を受けて謝罪文を発表したようだが、何人も命を落としてやっと謝罪だ。大韓航空の騒動に影響されてのことだろう」

「何だかんだで竣工した暁にはこう言うんだ。『試行錯誤の末の成功！』。韓国はこれがまだ通用するんだからすごいよな」（翻訳・編集/久保）