稼げないのになぜ作る?韓国ドラマ市場が飽和状態に=韓国ネット「ドラマはもういい」「発展性がない」

Record China    2014年12月17日(水) 0時3分

拡大

15日、韓国紙・ハンギョレは、2014年の韓国におけるテレビドラマ市場は飽和状態にあると伝えた。これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

(1 / 2 枚)

2014年12月15日、韓国紙・ハンギョレは、2014年の韓国におけるテレビドラマ市場が飽和状態にあると伝えた。

その他の写真

報道によると、2014年に韓国の各テレビ局で製作されたドラマは102本に及んだ。2010年には73本だったが、ケーブルテレビなどがドラマ市場に参入したことで、現在では飽和状態に陥っている。

しかし、ドラマの制作はテレビ局の収益改善にはつながっていない。大当たりでもない限りドラマは作れば作るほど赤字になると言われており、広告収益は制作費を下回っている。業界内からは「ドラマが多すぎて自滅する」との声も聞かれる。

それでもドラマを作り続けるのは、収益はともかく視聴率が稼げることと、仮にヒットすれば局のイメージ向上に直結することが理由だ。報道は、視聴率という目に見える実績を求める経営システムが飽和状態を作り出しているという業界関係者の声を紹介している。

これを受けて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「面白いドラマがない」

「ケーブルテレビのドラマ『未生』は面白い。地上波の行き当たりばったりのドラマはもういい」

「視聴率以外何も考えず制作すれば、それを見る人はもっと何も考えなくなる。ドラマという愚民化政策」

「ドラマ制作はやめてほしい。ただドラマを見て面白い、つまらないと会話を繰り返す人間の頭に何が残るのか教えてほしい」

「週末にもドラマの放送が増えたことに感謝している。平日に休む暇もなく働いている母にとって、週末のドラマは安息になっているようだ。生活にハリが出た」

「ドラマ亡国と呼べるほど、テレビをつければいつもドラマが放送されている。作られたストーリーの中で暮らす姿は、韓国の現実を物語っている」

「ニュースを見れば消費税増税、富裕層優遇といった報道ばかりなのでドラマは現実逃避」

「ドラマを放送するのはいいが、いつまでたっても発展性がない。制作技術もそのまま。社会に発展性がなければドラマにも発展性がない」

「芸能人はドラマが増えて仕事も増えた。芸能人のギャランティーにだけお金を使うので発展はない」(翻訳・編集/久保)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携