<ボイス>中国が本当の“自信”と“文明”を手に入れるには、2つの「国家哀悼日」が必要―中国作家

Record China    2014年12月17日(水) 7時33分

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16日、「国家哀悼日」について、中国の作家、謝青桐氏は自身の見解を語っている。写真は南京大虐殺記念館。

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2014年12月16日、南京事件が起きた12月13日にちなんで定められた「国家哀悼日」の式典が13日に南京市で行われ、習近平(シー・ジンピン)国家主席が演説。「国家哀悼日」について、中国の作家、謝青桐(シエ・チントン)氏は自身の見解を語っている。

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謝氏は、「国のために命を落とした者を追悼する記念日は、国家が命や文明の発展を尊重している証し。『国家哀悼日』は憎しみを強める道具となってはいけない。歴史の真相を残し、苦難を忘れず、犠牲者を追悼する。そして自国のさらなる発展を促す存在となるべきだ」と述べた。

さらに謝氏は、「他国から受けた傷を忘れないために国家哀悼日を定めたように、文化大革命も国家の哀悼日とする日は来るのだろうか。この日が来たなら、中国は本当の意味で自信をつけ、文明を手に入れたと言えるだろう。日本の侵略も文化大革命も同じ苦難の歴史。同じように扱わなければならない。そのため、中国には二つの国家哀悼日が必要だ。一つは南京事件の12月13日、もう一つは文化大革命の定義が明らかにされた『五一六通知』の5月16日だ」と指摘した。(翻訳・編集/内山)

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