2014年12月15日、韓国民放テレビ局KBSは、衆院選での自民党の圧勝について「安倍首相の勝利は周辺国の不安要因になる」と報じた。人民網が伝えた。

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14日に投開票された衆院選で自民党は圧倒的な勝利を収め、安倍首相は引き続き政権を率いることとなった。韓国メディアは日本の右傾化が加速するとして懸念を示している。

韓国・聯合ニュースは、一般的に隣国の政権与党が選挙で勝利した場合、2国間の不安定要因は減少し、協力項目は継続が約束され、本来なら喜ぶべき出来事といえると指摘。「しかし、日韓外交の現実は一般的な関係とは程遠い。安倍政権の大勝は周辺国の憂慮を一層深刻化させる。安倍首相が現在の歴史観を維持し、美化するのであれば、日韓、日中関係の改善は遠いだろう」と伝えた。

韓国KBSは「自民党が圧勝したため、安倍首相の右傾化は加速し、人々に懸念を与える」と伝えている。（翻訳・編集/AA）