Record China 2014年12月11日(木) 22時23分
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10日、中国の義烏とスペインのマドリードを結ぶ貨物鉄道が開通し、11月18日に義烏を出発した初の列車が9日、マドリードに到着した。写真は義烏駅。
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2014年12月10日、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語サイトによると、中国浙江省の義烏とスペインのマドリードを結び、総延長1万3000キロにも及ぶ貨物鉄道が開通し、11月18日に義烏を出発した初の列車が9日にマドリードに到着した。ロシア、ベラルーシ、ウクライナ、ポーランド、ドイツ、フランスなど8カ国を経由し、21日かけてマドリード最大の駅であるアトーチャ駅に到着した。
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マドリードで行われたセレモニーに出席した浙江省の李強(リー・チアン)省長は「新たなシルクロードだ」と話した。マドリードに到着した貨物列車はコンテナ40個を積載。中国からの往路は子ども向けのおもちゃや小型の機械工具などを運び、復路はワインやオリーブ油、ハムなど春節(旧正月)に需要が見込める商品を運ぶ予定となっている。
中国はドイツへ至る鉄道貨物路線を、内陸部の重慶と西部の工業都市・デュイスブルクを結ぶ路線と、首都・北京と北西部の港湾都市・ハンブルクを結ぶ路線の2つをすでに確保している。現在、世界貿易の8割は海上輸送が使われているが、鉄道輸送は海上輸送や空輸に比べ速度や環境面で優位性が高い。
この新たな路線は2015年に正式開通し、毎月2往復の運航が予定されている。正式運行されれば、世界最長の鉄道貨物輸送となる。(翻訳・編集/岡田)
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