台湾の白血病患者を救え!海を渡る友情の血液―北京市

Record China    2007年7月20日(金) 21時51分

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2007年7月19日、蘇州市と湖南省から北京へやってきた2人の女性から造血幹細胞が採取された。彼女たちの血液は台湾で待つ2人の白血病患者の命を救うため、翌20日午後台湾に送られる。

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2007年7月19日、蘇州市と湖南省から北京へやってきた2人の女性が、北京同培医院にて造血幹細胞の採取を受けた。

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彼女たちは「中華骨髄バンク」の登録者。このたび彼女たちの血液が台湾にいる2人の白血病患者に適合すると判明したため、この日の採血となった。

午前11時から午後4時までの5時間をかけて、2人の血液は特殊な細胞分離器を通り、造血幹細胞だけがそれぞれ100ccずつ取り出された。

翌20日午前からも第2回目の採血がおこなわれ、2日間で1人200ccの造血幹細胞が取り出された。この大切な計400ccの血液は、特製保温バッグに入れられ台湾の慈済骨髄バンク職員に手渡された。この血液は台北市と花蓮市にいる白血病患者に移植される。

これまでに521人の中国大陸の患者が台湾からの献血を受けたが、大陸からの台湾への献血は今回が初めてである。(翻訳・編集/本郷智子)

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