<中国食品>桃、サクランボなど、くだものに基準超える残留農薬―遼寧省鞍山市

Record China    2007年7月20日(金) 11時43分

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18日付の報道によると、鞍山市内で販売されている多くのくだものから基準値を超える残留農薬が検出されたことが判明。市農産品検験部が「残留農薬報告」の中で明らかにした。

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2007年7月18日付けの報道によると、遼寧省鞍山市農産品検験部は先に公表した「残留農薬報告」の中で、市内に出回っている多くの果物に基準値を超える残留農薬が検出されたという驚くべき調査結果を明らかにした。

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報告では、残留農薬検出が顕著なくだものとして、桃・杏・イチゴ・梨・サクランボなどをあげており、サクランボは今年6月の検査で15品のうち合格したものは4品、イチゴは20品中わずか2品しか合格しなかったという。

鞍山農産品検験センター副主任の唐氏によると、残留農薬を含んだ食物を大量摂取すると、急性中毒を起こし死に至ることもある。鞍山市のある病院関係者は、農薬中毒で治療を受ける患者の多くは有機リン系中毒だと話している。

多くの残留農薬含有果物が市場に出回っていることから、「消費者は購入した果物や野菜を食べる前に、水洗いを徹底し、できれば塩水にもつけて、皮を厚く剥くなどの対抗策をとるように」と唐氏は市民に注意を促している。(翻訳・編集/本郷智子)

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