2014年12月2日、中国のポータルサイト・百度（バイドゥ）の掲示板に、「日本の学園ドラマを見た個人的感想」というスレッドが立った。

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スレ主は「俺の青春時代に夢や友情、愛情なんか一つもなかった。俺が悩んでいるとき、どうすればいいか教えてくれる人など1人もいなかった。中国の教育は、ただひたすら勉強して良い成績をとって、将来良い仕事に就くためのもの。中国には青少年向けのテレビドラマなどない。もし、中国に日本の『野ブタをプロデュース』や『GTO』『ドラゴン桜』みたいなドラマがあれば、きっといろんな世代の人間に影響を与えるだろう。こういうドラマならパクリでもかまわない（なぜなら日本のドラマは中国で放送されないから）。青春時代にいい思い出が一つもないのは、ひょっとして俺だけ？」と訴えている。このスレに寄せられた主なコメントは以下の通り。

「私も青春時代の思い出なんかない。勉強しただけ」

「学生のころに自分のやりたいことをやる。そんなことは夢でしかないな」

「高1のときにバンドを組んだら、大人たちに猛反対されて即解散しちゃったよ」

「日本の学校は楽しそうだ」

「日本の教育は確かに素晴らしいが、二次元の世界をうのみにしてはダメだよ」

「中国の教育は大学に入ることが最終目的。実際に役に立つことは少しも教えない」

「中国の教育では、創造性は育たない」（翻訳・編集/本郷）