2014年11月30日、北京市公安局ネット安全総隊はこのほど、ネット上で残酷な動画や画像を有料配信していた違法サイト「稀有録像館（レアビデオ館）」の運営者と資金提供者の2人を逮捕したと発表した。中国紙・新京報が伝えた。

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問題のサイトには「恐怖画像」「放送禁止動画」「美女画像」「自動車」「怪談」「心霊現象」の六つのコンテンツがあり、「放送禁止動画」では生きた人間の首を切り落とすシーンを撮影したものや、死体損壊、動物虐待といった残酷極まりない動画や映像が含まれていた。

逮捕された同サイトの運営者・王容疑者は北京市公安局の取り調べに対し、「金銭目的で2012年末にサイトを開設し、会費40元（約770円）を支払ったVIP会員に画像・動画を開示していた」と供述。曽容疑者はサイト開設時に必要なアカウント登録料などの資金を王容疑者に提供していた。「稀有録像館」のサイトは会員数1万人を超えていたが、すでに当局より閉鎖されている。（翻訳・編集/本郷）