来年は終戦70年「抗日ドラマ」がスタンバイ、驚き描写は減少傾向―中国

Record China    2014年12月3日(水) 19時40分

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1日、終戦から70年を迎える来年は数多くの抗日ドラマが放送されることに。しかし、たびたび話題になる荒唐無稽な演出は減少する傾向にある。写真はドラマ「紅高粱」。

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2014年12月1日、終戦から70年を迎える来年は数多くの抗日ドラマが放送されることに。しかし、たびたび話題になる荒唐無稽な演出は減少する傾向にある。新浪が伝えた。

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中国最大級の撮影スタジオ・横店影視城では現在、約30本のドラマが撮影されているが、その半数が抗日テーマの作品。来年は終戦から70年目を迎えるため、数多くの抗日ドラマが中国国内で放送される見込みだ。中国メディアを統括する国家広播電影電視総局(広電総局)において、今年9月までに審査対象となっていた抗日テーマのドラマは計116作品。このほど北京で閉幕したテレビドラマの交易会では、参加作品の過半数が抗日ドラマとなった。

何度も生き返ったり、カンフーで日本兵を殺したりと、荒唐無稽な演出が話題になったのは2012年頃から。これにはさすがに「ありえない」と、たちまち視聴者が離れてしまった。しかし、来年放送される抗日ドラマは、キテレツな内容を排除したものが主流になる様子だ。

映画「紅いコーリャン」をドラマ化した「紅高粱」の鄭暁龍(チョン・シャオロン)監督は、「日本の軍国主義への批判であって、日本人への恨みの表現であってはならない」と語っている。撮影中の「大道天行」では、荒唐無稽な内容の作品とは一線を画し、「歴史作品」としている。同じく撮影中の「飛虎隊」の監督は、「相手を殺すだけの低級な表現であれば、再び批判されるのは免れない」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda)

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