政府機関の偽サイトを使った詐欺が横行、統一のロゴマーク導入へ―中国

Record China    2014年11月28日(金) 9時12分

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25日、公的機関になりすましたサイトによる詐欺被害が多発していることから、中国政府は来年から全国の党と政府機関の関連サイトに統一ロゴを導入する。

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2014年11月25日、公的機関になりすましたサイトによる詐欺被害が多発していることから、中国政府は来年から全国の党と政府機関の関連サイトに統一ロゴを導入する方針を明らかにした。26日付で中国紙・北京青年報が伝えた。

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中央編弁政務センター副主任で、公益機構ドメイン登録管理センター主任の宋慶(ソン・チン)氏は記者会見の席上、「中国では毎年、政府機関になりすましたサイトによる犯罪が1000件以上発生している。この4年間は特に多く、外国と比較してもはるかに多い数になっている」と述べた。

宋氏によると、全国には党や政府の機関が開設したサイトが8万7000存在しているが、統一されたロゴマークもなく、ドメインの使用や検閲審査などに関する明確な規定も存在していない。こうした法的不備が「なりすまし」サイトの横行を招いている。

このため、ネットユーザーが正規のサイトを識別できるよう、来年から全国の公的機関の公式サイトに統一されたデジタル・ロゴマークを導入。ロゴマークをクリックすると、サイトの詳細情報が確認できるページが開く仕組みだという。この統一デジタル・ロゴの導入は、今後中国版ツイッター・微博(ウェイボー)やメッセンジャーアプリ・微信(We Chat)のアカウントにも広げる方針だ。(翻訳・編集/本郷)

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