2014年11月17日、韓国紙・中央日報は、韓国ゲーム開発者協会のユン・ジュンヒ会長が「中国に宗主国の地位を奪われる」と懸念を示したことを伝えた。

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ユン会長は韓国のゲーム産業について「オンラインゲームが世界最高水準であることは業界で周知の事実。世界で同時参加400万人という記録をつくったゲームも韓国企業が作った」としながら、「中国のIT企業を育てたのは韓国のゲームだったが、成功した後に逆に韓国のゲーム会社を買収しようとしている。収入の80％を中国が取り、韓国の開発会社に入るのは20％だけ。中国は技術に続きグラフィック、プログラミングと企画まで輸入するだろう。そうなると、宗主国という地位も中国に明け渡す可能性がある」と危機感を示している。

これに対して、中国のネットユーザーは“宗主国”という言葉に引っかかったようで、「ゲームの世界でも“宗主国”という言葉が出てくるのは、彼らの歴史が関係しているんだろう」「宗主国？どうやら韓国人の中には歴史の影が深い根を張っているようだ」「歴史上は誰が宗主国で誰が属国か、はっきりさせなければならない」などのコメントが寄せられた。このほか、「『世界最高水準』という言葉を見た瞬間、読みたくなくなった」「中国の専門家だけがおかしなことを言うのかと思っていたが、韓国の専門家もおかしいね」などのコメントも寄せられている。（翻訳・編集/TK）