円安影響、ソウルの物価が東京を上回る=老後に備えられぬ韓国人―韓国メディア

Record China    2014年11月18日(火) 17時14分

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18日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、韓国メディアは「円安の影響で、ソウルの物価が東京よりも高くなっている」と報じた。

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2014年11月18日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、韓国メディアは「円安の影響で、ソウルの物価が東京よりも高くなっている」と報じた。

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韓国メディアによると、14年前の韓国マクドナルドのビッグマックの価格は3000ウォン(約320円)だったが、現在は4100ウォン(約425円)まで値上がりしている。日本のビッグマックの価格は3633ウォン(約360円)だ。

円ウォンレートは2009年には一時、1:16にまで達したが、円安の影響で現在は1:9.44にまで下がった。このことからも、円安が両国のビッグマック価格逆転に影響したことがわかる。報道はほかにも、コメ10キロ、スターバックスのコーヒー、1.5リットルのコカ・コーラ、ガソリン1リットルの価格は日本よりもずっと高いと指摘している。

韓国人の平均所得は2000〜2013年に120%増加しているが、2009〜2013年に限って見ると増加はわずかに1.28%。年3.24%の経済成長率に追いついていない。つまり、国民生産が増加するにつれ、家計の負担が大きくなるということである。

現代経済研究院の専門家は、「日本経済は全体的に停滞状態を保っているが、韓国は過去20年間で急速に経済が成長したことで大幅な物価の上昇を招いた。現在の最大の問題は、高物価国家となった韓国では家計の負債、住宅や教育にかかる費用が増加し、人々が老後の生活に備えられなくなっていることだ」と指摘している。(翻訳・編集/北田

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