Record China 2014年11月14日(金) 11時9分
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7日、中国のインターネット上に7日間の旅行で日本の印象が変わったという文章が掲載された。写真は日本のコンビニ。
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2014年11月7日、中国のインターネット上に7日間の旅行で日本の印象が変わったという文章が掲載された。
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日本に行く前、私は日本が嫌いだったと言っていい。ネット上で日本の素晴らしさを紹介する文章などを見て、「一部の親日家が美化して書いているだけだ」と鼻で笑っていた。私はこの目で見たものしか信じないという原則を貫いていた。そんな中で先日、私はついに日本に行く機会を得た。
関西国際空港に到着した飛行機から一歩足を踏み出した瞬間、私はめまいがした。錯覚なのか何なのかわからないが、吸い込む空気は何とも言えないよい香りがした。花のようなかぐわしい匂いではないが、いずれにしろ心地よかった。その感覚をどう形容すればいいのか、「中国とは違う」としか表現できない。
空港の窓から外を見ると、空は青く、雲は真っ白だった。もう何年も見渡す限りの青空というのを見ていなかった。まるで、子どものころに過ごした農村に戻ったかのような感覚を覚えた。
私がその日宿泊したホテルでは、日本を体験するために特別に和室を予約した。日本のアニメでよく目にする畳の部屋だ。広くはないが、異常なほど清潔に保たれている。落ち着くとすぐに近くのコンビニに出かけて、カップラーメンやヨーグルトなどを見つくろって買ってきた。物価は上海と比べても、理不尽なほど高くはない。カップラーメンはうまかった。
そして、なんといってもコンビニの店員だ。彼らは非常に文明的で礼儀正しい。特に、レジの女の子の動作を注意深く観察した。彼女はお釣りを渡すとき、一方の手で私の伸ばした手にお金を置き、もう一方の手で私の手の甲を支えた。お釣りが間違ってこぼれてしまわないようにとの配慮だ。そして、レシートを渡すときも両手だった。この間、ずっと笑顔を絶やすことなく、とてもかわいらしかった。店に入ってから出るまで、私はずっとサービスを満喫した。そう、“満喫”したのだ。よく言われる「お客様は神様」という言葉を実感した瞬間だった。(翻訳・編集/北田)
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