2014年11月14日　韓国のインターネット掲示板に「韓国が変わらなければならないものは、政府ではなく国民」と題したスレッドが立ち、ネットユーザーの関心を集めている。スレッド主は日本在住の韓国人で、日本の現状や韓国との比較などに触れた上、「韓国が今以上に発展するには、国民が変わる必要がある」と強調している。

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この中で、スレッド主は日本の政治について「世襲政治家やスポーツ選手、芸能人の政治家への転身も多く、韓国よりひどい」と批判。国民の政治への関心度の低さも指摘した。

一方で、日本人の仕事への取り組み方や、しっかりとルールを順守するといった国民性は高く評価。反対に「韓国人はお金を稼ぐのに情熱的だが、ルールを無視する傾向がある」と、反省を促した。

「国民が変わる必要がある」との“結論”について、韓国のネットユーザーからは

「確かにね。国民が未開なのに発展できるわけない」

「両方変わるのが一番だけど、政府がしっかりした方向性を提示しても、国民は反対してばかり。確かに国民から変わるべきかもね」

「日本は政治はめちゃくちゃだけど、国民のためという意識が強く、全体として愛国心を基盤としている。韓国はまだ個人のためという意識が強い。エリート主義なのも問題だね」

など、スレッド主に同調するコメントが相次いで寄せられた。

半面、「まず国の指導層から」として

「上が変われば下も変わる」

「4000万の国民が変わるより、数百人の政治家が変わる方が早いんじゃない？」

「自分たちが変わったところで何も変わらない。政治家たちが好き放題にやってるんだから」

などの反論も。

さらに、韓国人の個人主義的な傾向を批判し

「韓国人が直すべき考え方。1．自分一人ぐらいどうってことない。2．自分じゃなければいい」

との意見もあった。（編集/KU）