北朝鮮と韓国の格差はいったいどれくらいか―中国メディア

Record China    2014年11月11日(火) 12時44分

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11日、中国のニュースサイト・BWCHINESEは「北朝鮮と韓国の格差はいったいどれくらいか」と題した記事を掲載した。資料写真。

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2014年11月11日、中国のニュースサイト・BWCHINESEは「北朝鮮と韓国の格差はいったいどれくらいか」と題した記事を掲載した。

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今年初め、国際宇宙ステーション(ISS)のクルーが、東アジア上空から撮影した朝鮮半島の夜景画像が話題を呼んだ。

光で覆われている韓国・ソウルに対し、北朝鮮は海との境目をたどることさえ難しい。首都・平壌が「小さな島」のように浮かび上がっている。2008年のデータによると、平壌の人口326万人だが、街の明るさは、人口28万人の韓国の港湾都市・群山にも遠く及ばない。

韓国には約20基の原発があるが、北朝鮮は日本による植民統治時代(1910〜45年)に建てられた電力網に頼っており、発電量不足のため夜間の電力需要を満たすことができない。

朝鮮戦争(1950〜53年)が終わると、北朝鮮の経済成長率は韓国を上回ったこともあったが、この数十年は、韓国経済が台頭する一方で、北朝鮮経済は停滞。昨年の国内総生産(GDP)は241億ドル(約2兆7676億円)と、韓国の3%に満たない。

韓国のインターネット普及率は世界上位。一方、北朝鮮は平壌以外ではネット接続がほぼ不可能で、学校ではコンピューターのモニター画面をコピーしたものを使い、インターネットに関する知識を教えているという。

2009年の経済指標によると、北朝鮮の予算規模は37億ドル(韓国の2.3%)。発電量は235億キロワット(同5.4%)。1万人当たりの大学生数は、北朝鮮が212人、韓国が631人。

韓国は経済協力開発機構(OECD)とG20の参加国であり、アジア太平洋経済協力会議(APEC)と東アジア首脳会議(EAS)の設立国の一つでもある。世界銀行や国際通貨基金、米中央情報局はともに韓国を「先進国」と位置付けている。(翻訳・編集/NY)

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