訪日中国人、伝え聞いた通りの“日本人”を実感―中国メディア

Record China    2014年11月10日(月) 2時19分

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7日、工人日報は、日本人の道徳心を紹介する記事を掲載した。写真は日本の街。

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2014年11月7日、工人日報は、日本人の道徳心を紹介する記事を掲載した。

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われわれツアー客のドライバーを務めてくれたのは、70代にも見える白髪の老人だった。彼は毎朝、時間通りにホテルに到着し、バスをぴかぴかに磨いた。バスの乗降口のステップに敷かれたタオルの白さから、車内の清潔さがわかる。また、労を惜しむことなく、バスの下部にあるトランクではいつくばりながら、われわれの荷物を出し入れしてくれた。重い荷物を一つひとつ丁寧に出し入れする表情に、だらけた様子はみじんもなく、常にほほ笑みを保っていた。そのプロ意識が並大抵のものではないことがうかがえる。日本人の礼儀正しさは伝え聞いた通りだ。私たちがバスに乗ってホテルに到着するときや、ホテルを後にするときには、必ず従業員が一列になって手を振り、声をかけてくれる。

日本は都市部も農村部もとてもきれいだ。世界で最もごみの分別管理が厳格な国で、各家庭で分別を行い、決まった日時に決まった場所に捨てる。街にはごみ箱が少なく、人々はみなごみ袋を持参して出かけ、ごみが出たらそれに入れて持ち帰る。どこに行っても、ごみをポイ捨てする人や痰を吐く人、公共物に勝手に張られた広告などを見ることはない。

日本国民は極めて高い節約意識を持っており、日本人の1回の食事の量は、自分が満足する分だけだ。大勢で一緒に食事をするときでも、食べきれる分だけ用意する。食べ残して無駄にしてしまうようなことはない。彼らは自分たちの資源や食物が限りあるものだと考えている。浪費は罪であり、良心が痛むのだ。今回の訪日で、社会が良好に回っていくには厳しい法治だけでなく、国民の基本的な道徳意識と規範を順守する自覚が必要であるということがわかった。そうであってこそ、調和のとれた社会の発展が保障されるのである。(翻訳・編集/TK)

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