九州電力、川内原発再稼働へ「危険なのは原発ではなく、地震と津波」「日本にはもう選択肢がない」―米国ネット

Record China    2014年11月8日(土) 21時30分

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7日、鹿児島県が九州電力川内原発の再稼働に同意することを表明したことが報じられ、米国人がさまざまな反応を示している。資料写真。

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2014年11月7日、鹿児島県が九州電力川内原発の再稼働に同意することを表明したことが報じられ、米国人がさまざまな反応を示している。

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鹿児島県の伊藤祐一郎知事は7日、原子力規制委員会の審査がまだ終わっていない中、川内原発1、2号機の再稼働に同意することを発表した。米大手メディアもこれを報じており、米国人からさまざまなコメントが寄せられている。

「危険なのは原発ではない。地震と津波が危険なのだ。日本人はすぐれたエンジニアだから、原発の能力をさらに伸ばすことができると思う」

「福島とチェルノブイリが証明した通り、原発は危険なものだけれど、すべての物事がそうであるように、妥協点が必要だと思う。環境保護主義者たちが、安全性を求めるというよりも、何にもならなような果てしない訴訟にばかり力を注いでいなければ、もっと安全なものになっていただろう」

「日本は原発の改良を続けている数少ない国だ。もし、ほかの国がわざと日本から何も学ばないなら、日本は地球で最後の原発の専門家として終わりになるだろう」

「小さな原発の方がより安全で効率的だ。巨大な政府による大規模なプロジェクトというが、非常にまずい。世界中で繰り広げられている超特急列車、巨大ダム、グリッド電気などのような、巨大プロジェクトは維持することが不可能だ。小さく考えて、賢く考えるべきだ」

「日本は電力供給のために、原発を再稼働させる以外にほとんど選択肢がない」

「原発に反対している日本人は、間違った情報を聞かされているか、福島の原発事故のショックからまだ立ち直っていないかのどちらかだ。日本には自然資源がほとんどないから、原発は不可欠だ。日本に働いていたことがあるが、物価が高くて、特に電力が高かった。日本は自然災害によって福島で起きた原発事故を避けるために必要なことをやるだろう。日本に祝福があるよう祈る」

「これまでの歴史において、原子力発電所に関わる事故で命を落とした犠牲者数と、原発以外の発電所に関わる事故による犠牲者数の数を比べたら、原発事故関連の犠牲者数の方がはるかに少ないはずだ。原発は有害かもしれないけれど、ほかのエネルギーよりはましだと思う」(翻訳・編集/Yasuda)

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