Record China 2014年11月7日(金) 20時23分
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7日、エボラウイルスの脅威から遠く離れた中国のとある工場ではミシンがフル稼働。西アフリカでエボラと格闘する医療従事者の命を守る防護服を生産している。資料写真。
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2014年11月7日、環球時報によると、エボラウイルスの脅威から遠く離れた中国のとある工場でミシンがフル稼働している。1万1000km離れた西アフリカでエボラと格闘する医療従事者の命を守る防護服の生産工場の様子を米ABCテレビが伝えた。
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山東省にあるこの工場では100人の労働者がプラスチック製防護服を毎日6000セット生産している。来年1月までにはこの数字をさらに倍増する計画だ。
わずかな穴が致命傷となるエボラ用防護服。その製作には手作業と機械による慎重な作業が求められる。完全密封するため、すべての結合部をミシンで縫い合わせ、専用テープで貼り付け補強する。「服内部の物を取り出したい時には底の部位を開けばすむように、ダブルジッパー仕様になっている。足も伸ばせ、しゃがむことだってできる」と王希民(ワン・シーミン)社長。
ChemMAXとMicroMAXの2つの型番の防護服は米国製で、エボラウイルスエリアで使用される防護服の主要サプライヤーだ。王社長の工場の生産量は去年の同時期よりも30〜40%増加しており、来年1月前までにはさらに倍増の見込み。注文数も激増し、アフリカのみならず、米国や欧州の医療機関からも問い合わせが相次ぐ状況だ。(翻訳・編集/kojima)
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