竹島の建設計画中止、韓国メディアが政府を批判=「日本は誠意見せないのに、政府は関係改善に一心不乱」

Record China    2014年11月7日(金) 11時4分

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7日、環球時報によると、竹島に入島支援センターの建設を計画していた韓国政府が建設の中止を決定したことに対し、韓国メディアから批判の声が上がっている。資料写真。

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2014年11月7日、環球時報によると、竹島(韓国名:独島)に入島支援センターの建設を計画していた韓国政府が建設の中止を決定したことに対し、韓国メディアから批判の声が上がっている。

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2011年に韓国が防波堤や水中展望室などの施設を竹島に建設する計画を進めていると伝えられ、日本側はこれに反対する姿勢を示していた。韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は1日、「日本との摩擦を避けるべき」とし、韓国政府は建設計画の中止を決定した。一方で韓国の国務総理室は建設中止の理由について「安全面や環境を考慮して」と説明。日本とは関係ないことを強調している。

これに対し、韓国・朝鮮日報は「政府のやり方は理解に苦しむ。日韓首脳会談実現のために譲歩した疑いもある」と伝えた。また、世界日報は「竹島の建設計画は本来、2008年の日本の歴史教科書の挑発に対抗するためのもの。政府が建設を中止したのは当然、日韓関係と関係があるはず」と指摘している。

さらに、聯合ニュースは「日本の笑いぐさになった韓国の独島政策」と題した記事で、韓国政府がどんな説明をしようと、突然の建設中止は“日本の顔色うかがい”との疑いを免れない。日本は慰安婦などの問題で誠意を見せていないにもかかわらず、韓国政府は日韓関係改善に一心不乱だ」とし、批判は避けられないとの見方を示している。(翻訳・編集/TK)

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