「問題はごく一部」中国製品の安全性問題、輸出全体への影響を否定―中国商務省

2007年7月11日、中国商務省の王新培（ワン・シンペイ）報道官は、次々と明るみに出る中国製の商品の品質や安全性の問題について、「政府としても非常に注目しているが、これはごく一部の商品が引き起こしたことであり、中国の輸出全体に影響が及ぶことはない」と述べた。

同氏は「近年中国の輸出市場は成長・拡大し続け、昨年の輸出総額は1兆ドルに達した。どれほど輸出が増えようとも、商品はすべて外国の輸入業者と中国の輸出業者の間で規格から品質まで十分検討され、合意の元で契約が履行されたものである。

さらに輸入国において法的検査が行われた上で販売されているはず。つまり、中国製品が輸入国の企業や消費者から認められ、受け入れられた結果だ」と述べ、国際市場での信頼が揺らぐことはないことを強調した。（翻訳・編集/WF）