Record China 2014年10月29日(水) 16時15分
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29日、長江商報は、旭川発−北京着の中国東方航空MU750便が25日、スモッグの影響で北京の空港に着陸できず、複数の空港にも受け入れを拒否され、危うく燃料切れになるところだったと報じた。写真は25日の北京。
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2014年10月29日、長江商報は、旭川発−北京着の中国東方航空MU750便が25日、スモッグの影響で北京の空港に着陸できず、複数の空港にも受け入れを拒否され、危うく燃料切れになるところだったと報じた。
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記事によると、乗客乗員約200人を乗せたMU750便は、午後11時30分(北京時間)ごろに北京上空に到着したが、スモッグのせいで着陸できなかった。
山東省の済南、青島、遼寧省の大連、内モンゴル自治区のフフホト、河北省の石家荘など、北京周辺の各空港はすでに飽和状態だったという。
同便は済南に向かったが、同空港の管制官から、最低限の燃料の量しかない、もしくは緊急性がない限り受け入れできないと告げられた。
そのため、同便は青島へ針路を変更したが、ここでも北京の管制区域内で燃料を最低限まで消費しない限り、着陸を許可しないと指示されたたため、上空で旋回を続けた後にようやく着陸した。着陸時には30分の飛行ができる燃料しか残っていなかったという。
専門家は「他の空港が受け入れたがらない背景には、乗客対応に手間がかかるということがある。説明に耳を貸さず、現金での賠償を求めたり、目的地までの車の手配を求める客もいる。要求が聞き入れられないと寝転がって動かず、絶食したり、けんか腰になる客もいる」とした上で、「そうした問題を、上空での旋回時間が限られた操縦士らに押し付けるのは、極めて無責任であり、潜在的な危険をはらんでいる」と指摘した。(翻訳・編集/NY)
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