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16日、瀟湘晨報は、「小米(シャオミ)の自動車は安全性より見た目を重視している」という声に対して、小米汽車の雷軍(レイ・ジュン)CEOが反応したことを報じた。
2025年11月16日、中国メディアの瀟湘晨報は、「小米(シャオミ)の自動車は安全性より見た目を重視している」という声に対して、小米汽車の雷軍(レイ・ジュン)CEOが反応したことを報じた。
記事によると、雷氏は16日に中国のSNS・微博(ウェイボー)に連続して投稿し、一部のネットユーザーによる「小米汽車は見た目が安全より重要」という認識に対して「文脈を無視して解釈している」との認識を示すとともに、「安全は基礎、安全は前提、安全はすべてに勝る」と反論した。
雷氏は書き込みの中で、23年と24年に自身が微博に投稿した四つの記事のスクリーンショットを添付し、「シャオミSU7の発表前に私が投稿したもので、安全に対する私の理解とSU7の研究開発基準について述べている」と紹介。かねてより再三にわたり、自身が「安全はすべてに勝る」と強調してきたことを説明した。
そして、シャオミSU7について中国や欧州など最高レベルの安全基準について設計、製造されており、受動的安全、能動的安全、バッテリーの安全、プライバシーの安全という四つの安全を確保しているとしたほか、具体的な車体構造や、自社工場で開発しているバッテリーパックの安全技術などについて解説している。
小米汽車の電気自動車(EV)セダン「SU7」をめぐっては、10月に四川省成都市で衝突後にドアが開かなくなったまま炎上する死亡事故が発生するなど、車両の安全性に関する事故が頻発している。ネット上ではSU7の安全性や、小米汽車の自動車製造に対する疑念が高まっており、雷氏の書き込みは一連の疑念に対するレスポンスとみられる。
この件について、中国のネットユーザーは「恥知らずの極みだな」「いや、何回発火事故起こしたよ?何人死んだよ?」「口先で言うだけだ。そんなことは誰にでもできる」「一度崩壊したイメージを立て直すのはほぼ不可能。シャオミよ、これからどう挽回するのか」「23〜24年は安全第一だったけど、25年になって変わってことだね」など、手厳しいコメントを続々と残している。(編集・翻訳/川尻)
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