受験生家族の一番長い日

Record China    2006年6月10日(土) 8時42分

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2006年6月7日、西安市の試験会場周辺の道路。少しでも静かな環境の中で受験させようと一致団結して交通封鎖する父兄たち。

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2006年6月7日8日の二日間、中国で全国統一大学入学試験が実施された。中国では統一入試験を経て、点数に応じて志望校への入学が認められる方式。今年の受験申込みは前年比83万人増の950万人で過去最高。うち、880万人が受験した。受験シーズンといえば中国各地で見られる光景がある。中国では父兄が受験生を受験会場まで送迎するのが当たり前となっており、会場の門前では試験が終わるまで列をなして待機している父兄たちがこの時期の風物となっている。中国の大学入試は家族による総力戦と言われており、大切な我が子をエリート界へ送り込むため、受験勉強期間中から全力で支援している。統一試験当日は受験生を抱える家族にとって1年でもっとも長い一日と言える。

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