2015年の旅行市場は30億人規模に成長、外国人観光客は世界1に―中国

2007年7月10日、内モンゴル自治区フフホト市で、2007年中国北方旅行発展リーダーフォーラムが行われた。席上で国家旅游局・邵チー偉局長は2015年には中国の旅行市場は延べ30億人にまで拡大し、うち中国人の海外旅行と訪中する外国人旅行客は延べ1億人以上に達するとの見通しを示した。この予測が実現すれば、中国は受け入れ観光客数で世界一となり、海外旅行者数も世界4位となる。本来2020年に達成予定だった目標だが、旅行産業の順調な発展を受け、目標達成が5年前倒しされるとのこと。

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邵局長は、2006年、中国への外国人旅行客は延べ4991万人と世界4位。国内旅行者は延べ13億9000万人で、初めて国民平均で1人1回以上の旅行をしている計算になったと明かした。海外旅行者数も大きく増加し、延べ3452万人とアジア首位となった。

とどまるところを知らない旅行ブームの過熱により、関連産業は急速な発展を続けている。中国全国には、2万か所の観光地、1万9000軒以上のホテル、1万4000以上の旅行社があり、6000万人以上もの雇用を創出している。（翻訳・編集/KT）