マジ?奇想天外のハエ殲滅大作戦にブーイング―中国・河南省洛陽市

Record China    2007年7月11日(水) 20時17分

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中国の古都、河南省洛陽市でこのほど衛生当局の音頭とりで大々的なハエ殲滅作戦が実行された。しかし市民からは批判の声も。聞けば誰もがあ然とする奇想天外の秘策とは?

2007年7月1日、中国河南省の洛陽市で、ハエ殲滅作戦が実行された。聞けば誰もがあ然とする奇想天外の策とは?

「ハエ一匹、0.5元(約8円)」。同市西工区の市場入り口にこんな内容の大きな看板が掲げられた。そのとなりには区政府職員が常駐する臨時のハエ換金所まで設置。なんと同区のハエ殲滅作戦のウルトラCはハエの死体と現金との交換だった。

鼻先に人参をぶら下げられ、一部住民は目の色を変えてハエを捕獲。わざわざゴミ捨て場まで行ってハエを大量に捕獲してきたおばさんも。換金所には長蛇の列ができ、区職員は持ち込まれたハエ約2000匹を必死に数えていた。

しかし、この奇策に良識的な市民から「効率が悪すぎる」「金の無駄遣い」など批判が殺到。区政府関係者は「批判は承知している」と前置きしつつ、「中国ではスイカの皮など生ゴミを地べたにポイ捨てするなど衛生観念がまだまだ未発達で、こうしたやり方で人々にハエ対策の重要性を認識してもらうことが大事」と政策の正当性を懸命にPR。(翻訳・編集/KT)

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