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台湾メディアのETtodayは29日、「欧州から台湾に向かう便の欧州人乗客のほとんどが日本行きの便に乗り継いでいた」との情報がネット上で注目を集めていると報じた。写真は台湾桃園国際空港。
台湾メディアのETtodayは29日、「欧州から台湾に向かう便の欧州人乗客のほとんどが日本行きの便に乗り継いでいた」との情報がネット上で注目を集めていると報じた。
記事によると、台湾の有名ネット掲示板PTTで、欧州を旅行して台湾に戻ってきたという投稿主が「空港で見た国内(台湾)旅行は本当に悲惨」とのスレッドを立てた。投稿者が乗っていた台湾に戻る便は乗客の5分の1ほどが欧州人だったものの、台湾に到着した後、荷物受取所に姿を見せたのはほんの数人だけで、ほとんどの乗客が日本行きの便に乗り継いだと説明した。
その上で、「国内旅行は本当にもうだめだ。欧州に向かう行きの便でも搭乗口で多くの欧州人を見かけたけど、手にしているのはみんな日本のお土産だった」と振り返り、「台湾は根本的にただの中継地にすぎない。これはあまりにも惨めだ」と嘆いた。
台湾のネットユーザーからは「本当にそう。ホテルに泊まっても外国人観光客なんて全く見ない」「(台湾旅行は)高くてつまらないからな。同じ費用を払うなら海外に行った方が全然いい。国内でカモになる人なんていない」「台湾旅行は簡単に言うと、日韓よりも旅費が高く、質はタイやベトナムより低い。特色あるテーマパークもない」「質なら日本、安さならタイ。台湾はその中間の厳しい位置にいる」「条件的にひどいのは交通と宿泊。台北から離れるとこの差はもっと顕著になる」「まずは(市民の)生活環境とサービスを整えてほしい。観光業はその後の話」といった声が上がった。
また、「台湾はもともとそんなに観光名所がない。そんなに多くの観光客を呼び込んでどうする」「外国人はもともと台湾にはあまり来ない。来るとしてもほとんどが個人的な好みで来る人。国内旅行がだめになっている原因はこれまでの主要な客、つまり台湾人自身が『もう我慢できない』と思い始めているから。長年ぼったくられ続けてきたが、一度海外に行って目が覚めたんだ」といったコメントも寄せられていたという。台湾では近年、宿泊料金の高騰やサービスの低下などから島内旅行の人気が落ち、海外旅行の人気が高まっている。(翻訳・編集/北田)
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