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日本で中国産米が販売されていることおよび日本のネットユーザーの反応に、中国のSNS上でも反響が寄せられている。
日本で中国産米が販売されていることおよび日本のネットユーザーの反応に、中国のSNS上でも反響が寄せられている。
中国のSNS・微博(ウェイボー)のあるアカウントは26日、「日本のスーパーで『中国産米』と表示された商品が登場、日本人たちの精神が崩れかかっている」とつづり、日本のX(旧ツイッター)で中国産米に対して「いらない」「誰がこんなの買うの?」「世界一危険。絶対に買わない」「何が散布されているか分からず、中国人すら食べない」といった批判的な声が多く上がっていることを紹介した。
一方で、「危険だと言っている人は税関職員を馬鹿にしているのか。安いコメで助かる人も大勢いる」「中国でも日本米人気は広がっていて、低農薬栽培も行なわれているから品質は良いと思う。東南アジアのコメは味が独特だから好みは分かれるだろうけど」といった声も見られたことを伝えている。
これに対し、中国のネットユーザーからは「好きにしろよ」「結局、(中国産米は)価格が安いからこっそり買って食べてるんだろう」「日本人には古古古古古米がお似合い」「豆知識。日本産のコメは福島県から遠くない場所で栽培されている」「日本は食品添加物大国。核汚染水のこともある。中国のコメを批判する資格はあるのか?その優越感はどこから来た?」「日本人はだいぶひどく洗脳されているようだ(汗)」といったコメントが寄せられた。
ある中国のインフルエンサーは「中国のコメは近年、品質も生産量も上昇を続け、徐々に日本市場の扉を開いた。日本のスーパーで『中国産米』と明記されたコメが売り出されたことは、中国の農産品の競争力が認められていることを間接的に表している」と指摘。「日本では長きにわたり自国産米が市場で優位を占めてきたが、中国産米の食感や品質が絶えず向上し、価格上の優位性が高まる中、日本市場における存在感も日増しに高まっている。こうした微妙な変化が一部の日本人の心を動揺させている」とした。
その上で、「日本で国産米は伝統的に『品質が保証されている』という特別な地位にあり、文化の継承という意味合いも持つが、中国産米の台頭が日本人の『自国産食材優位』という固定した認識を破ることになり、こうした認識の衝突が日本人の感情的な反応につながっている」と言及。「中国は農業大国として食糧輸出に優位性があり、国内だけでなく国際市場でもますます重要な役割を果たすようになっている。日本市場が中国産米を受け入れていることは、世界の農産品貿易の自由化、多元化の一つの縮図。一部の人が感情的になったとしても、市場は最終的に品質や価格によって選択することになる」とした。
さらに、業界関係者の話として「中日の農業における協力の潜在力は非常に大きく、技術交流や品種改良などでウィンウィンの関係を築ける」と強調した上で、「中国の農産品のブランド化が進む中、将来的に市場においてより多くの同様の現象が見られるようになるだろう。いかにしてオープンマインドで国際貿易の中の産業競争と文化交流を行うかが、中日双方の課題だ」と論じた。(翻訳・編集/北田)
千葉県のスーパーに中国🇨🇳米が登場…
— 世界モンゴル人連盟 (@worldmongolian) October 25, 2025
国会でヤジ飛ばす議員から千葉県民の贈り物 pic.twitter.com/dmGOGZzDYo
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