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台湾メディアの中時新聞網は21日、「日本人は3食白米を食べているのに糖尿病にならない?」との記事を掲載した。
台湾メディアの中時新聞網は21日、「日本人は3食白米を食べているのに糖尿病にならない?」との記事を掲載した。
記事は、「糖尿病は台湾でよく見られる慢性疾患の一つだが、SNS上では『日本人は毎食白米を食べているのに、なぜ糖尿病にならないの?』との疑問の声もある」と説明し、この疑問に対して台湾の医師・蒼藍鴿氏が解説したことを伝えた。
同氏はSNS・Threads(スレッズ)の自身のアカウントでこの問題に触れ、「『日本人は糖尿病にならない』という表現は誇張であり、日本でも近年の食生活の欧米化に伴い糖尿病の有病率は上昇している。正確に言うと、世界的に見て日本の糖尿病の割合は中程度よりやや低い水準にある」と紹介した。
その上で、「日本人は白米を主食とするものの、ルーローハンやチャーハン、ラードを混ぜたご飯などの高脂肪料理を日常的に食べるわけではない。また、多くの人が徒歩での通勤を習慣としているため、血糖値が安定し、筋肉機能も良好である」と言及した。
そして、「多くの人が炭水化物の取りすぎが糖尿病の原因と誤解しているが、実際の問題はカロリー過多にある」と指摘。「糖尿病の主な原因は、摂取カロリーが体の必要量を超え、蓄積されること。過剰なカロリーは主に糖分や高脂肪料理から摂取される。チャーハンやルーローハンのように炭水化物の主食と一緒に摂られることが多いため、炭水化物が糖尿病の原因として非難されがちになっている」と解説した。
台湾のネットユーザーからは「台湾がもっと涼しければ歩いたり自転車で通勤したりできるのになあ」「台湾人はコンビニに行くのもバイクを使うからね」「でも、ルーローハンはうまいんだよなあ」「根本的な原因はタピオカミルクティー」「日本人は冷たい弁当や酢飯を食べる習慣がある。温かいご飯よりも血糖値の上昇が少ない」「日本はそもそも弁当箱が小さい(食べる量が少ない)」といった声が寄せられたという。(翻訳・編集/北田)
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