米国が42種類の特殊兵器を使って「北京時間」にサイバー攻撃

CRI online    
facebook X mail url copy

拡大

最近、中国の国家安全保障機関は、米国国家安全保障局が中国科学院国家報時センターに対して行った重大なサイバー攻撃事件を摘発し、公開しました。

中国科学院報時センターは「北京時間」の発信・運営機関であり、中国の通信、金融、電力、交通、測量・地図制作、国防などの分野に高精度の報時サービスを提供していると同時に、米国のサイバー攻撃の標的にもなっています。最近、中国の国家安全保障機関は、米国国家安全保障局(NSA)が中国科学院国家報時センターに対して行った重大なサイバー攻撃事件を摘発し、公開しました。

調査の結果、米国は長期にわたって中国の国家報時センターに対するサイバー攻撃を行っており、それは高度に隠蔽(いんぺい)されたもので、国家レベルのサイバースパイ兵器まで使用されていました。米国によるスパイ活動と侵入は当初から中国の国家安全保障機関に察知・把握されました。

米国は2022年から、まず海外ブランド携帯電話のショートメッセージサービスのセキュリティーを突いて中国の国家報時センターの複数の職員の携帯電話を秘密裏に制御し、保存されている機密情報を盗み取りました。2023年4月、米国は盗み取ったログイン情報を利用して、同センターのコンピューターに何度も侵入し、そのネットワークシステムの構築状況を探りました。

2023年8月から2024年6月にかけて、米国は再び新型の専門的なサイバー作戦プラットフォームを配備し、順次42種類の特殊サイバー攻撃兵器を使用して、同センターの複数の内部ネットワークシステムに強度の高いサイバー攻撃を仕掛け、高精度地上報時システムへの侵入を企てました。

中国国家安全保障機関の分析によると、米国によるサイバー攻撃は北京時間の深夜から早朝にかけて実施され、米国本土や欧州、アジアなどの仮想サーバーを「踏み台」として利用することで攻撃元を隠したり、強力な暗号アルゴリズムを使って攻撃の痕跡を消したりしていたということです。米国によるサイバー攻撃は国家レベルのもので、国際的にはAPT攻撃と呼ばれ、高度で持続的な脅威をもたらすことが特徴です。

中国国家安全保障機関は長期にわたる追跡によって米国による攻撃経路を何度も遮断し、サイバー攻撃の証拠を固め、国家報時センターに対する徹底的な調査を行い、防犯措置の強化を指導してきました。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携