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16日、台湾メディア・中時新聞網は、飲食店の「星評価」について日本と台湾では基準が異なるという日本人タレントの意見が台湾のネット上で注目を集めたことを報じた。
2025年10月16日、台湾メディア・中時新聞網は、飲食店の「星評価」について日本と台湾では基準が異なるという日本人タレントの意見が台湾のネット上で注目を集めたことを報じた。
記事は、台湾では外食の際、まずGoogleで店の評価をチェックするのが定番となっているとした上で、台湾で活動する日本のタレントで元AKB48の阿部マリアさんがこのほど、「星評価」基準が日本と台湾で異なることを解説する動画を公開したと紹介した。
阿部さんによると、台湾での採点方式は接客や環境に不満があれば5点満点から星を減らしていくいわゆる「減点方式」であり、五つ星は「非常に良い店」を意味するという。一方、日本では三つ星が「普通においしい」基準となっており、とりわけ味が良く、価格や雰囲気も良ければ加点的に四つ星、五つ星になるため「五つ星は本当に特別」とのことだ。また、阿部さんが「日本で星が多い店は信頼できるとも断言した」と記事は伝えている。
この動画が配信されると、台湾のネットユーザーからは賛同の声が相次いだようだ。記事は「本当にそう」「日本は三つ星でもおいしい」「日本人は中間から加点していくのが合理的」といったコメントのほか、「食べログ」など日本の評価サイトでは5点満点中3.6点以上が「良店」と認識されていると説明するユーザーが見られたと紹介した。
また、台湾の星評価基準について「台湾は五つ星と一つ星しかない」「5点満点の店はだいたい一品サービスなどの『おまけ』付き」「4.5〜4.7くらいが本当に信頼できる」など、「星洗い」(意図的に高評価をつける行為)が多いために余りに高い評価は信頼できないことを皮肉交じりに指摘する意見も複数見られたこと紹介。「レビューが長いと信頼度が高まると思われがちだが、最初の一段落で『怪しい』と思ったらそのレビューは読まないほうがいい」という意見もあったと伝えた。(編集・翻訳/川尻)
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