<サッカー>「日本は今世紀初めてブラジルを破ったアジアの国」、中国メディアが絶賛

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中国メディアの澎湃新聞は14日、「日本が2点許してからの逆転、今世紀初めてブラジルを破ったアジアの国に」と題する記事を掲載した。

中国メディアの澎湃新聞は14日、サッカーのキリンチャレンジカップ2025で日本がブラジルに歴史的勝利を収めたことについて、「日本が2点許してからの逆転、今世紀初めてブラジルを破ったアジアの国に」と題する記事を掲載した。

FIFAランキング19位の日本は、同6位でワールドカップ(W杯)過去最多の5回の優勝を誇るサッカー王国・ブラジルと対戦。前半に2点を奪われるも、後半に南野拓実中村敬斗上田綺世のゴールで逆転し、勝利を収めた。日本はこの試合までブラジルと13回対戦し2分11敗と勝利がなかった。

澎湃新聞の記事は、「先日ブラジルが韓国を5-0で一蹴し、まさに次元の違う力を見せつけた。しかし今、同じアジアの国である日本がブラジルとの対戦で2点差を追いつき逆転勝利を収めた。この一戦は、日本が歴史上初めてブラジルを破った試合だった。また、この長い21世紀の25年間、アジアのいかなるチームもブラジルを破ったことはなかった(前回は1999年の韓国)。一方、ブラジルが前半に2点をリードしていながら敗れたのは歴史上初。サッカー史上これまで一度も成し遂げられなかった快挙だった」と日本をたたえた。

一方で、南野のゴールにつながったパスミスをし、中村のシュートをクリアし切れなかったブラジルのDFファブリシオ・ブルーノについては「信じがたい致命的なミスだった」「まさに『内通者』と言っていいほどだった」などと評し、試合後にブラジル代表のアンチェロッティ監督が「彼のミスによってわれわれは主導権を失ってしまった。チームのメンタルも崩れた。今回のミスを理由に代表から外すことはしないが、あのミスはチーム全体に影響を与えるものだった」と言及したことを伝えた。

記事はまた、「森保一監督が掲げるワールドカップ(W杯)優勝が現実味を帯びてきた」とした上で、「アンチェロッティ監督には選手をテストしようという意図があり、多くのローテーションを行ったとはいえ、日本は確かに高い実力を見せつけた。試合のスタッツを見ると、日本はボール支配率がわずかに34%ながらも15本のシュートを放ち、ブラジルを上回った。枠内シュートでも6対4とリードし、さらに1度はクロスバーを直撃する場面もあった」と評した。

そして、「日本は強豪国を相手にする際、もはやポゼッションにはこだわらず、効率を重視するようになっている。2022年W杯のドイツとスペインの撃破も、今回のブラジル戦と同様の戦い方だった。もちろん、それを実現するための高度な戦術理解と技術力が必要だ。数日前にブラジルに何もできず屈した韓国と比べても、日本はより洗練された戦い方と高い技術力によってチャンスをつくり出し、それを確実に得点へと結びつけた」と論じ、「アジア全体を見渡しても、日本は世界トップクラスの強豪と真っ向から渡り合える唯一のチームだと言える」と絶賛した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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