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<書評>中国ネット庶民が発信する「夢の国」日本、彼らは何に驚いたか?―『中国が愛する国、ニッポン』

Record China    2014年10月24日(金) 6時40分

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中国庶民の日本に対する新鮮な驚きや包み隠しのない心情が込められており、日中両国民の相互理解につながる。本書を読めば日本人が、普段気がつきにくい「日本の美点」を再認識し、自信を取り戻すことも可能だ。

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日本と中国の関係は1972年の国交正常化以来最大の危機的状態にあり、「尖閣国有化」「靖国神社参拝問題」などを経て、日中双方に偏狭なナショナリズムが横溢している。2014年の日中共同世論調査によると、「(相手国に)良くない印象をもっている」と答えた人の割合は両国ともに8割を超えており、両国の国民感情は依然として悪い。

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こんな時こそ旅行や留学などによる相互交流が重要であり、相手国を訪問して実際の姿に接し、国民同士が対話すれば相互理解が進む。重要なのは正確な情報や本当の考え方が相手に伝わることである。中国のインターネット人口は世界一。新聞の数や発行部数も世界で最も多い。中国版ツイッターである微博(ウェイボー)などのSNSも発達しており、巨大なネット空間におびただしい数の情報や意見が飛び交っている。

本書は日本最大の中国情報サイト『Record China』に掲載されたニュースをもとに編集された。「たった5日間の旅行が私を変えた」「日本の小学校で見た、忘れられない光景」「日本のラーメンに見た日中の差」「日本は窮地に救いの手――この差は何だ!」「世界が驚く日本の“当たり前”」「靖国で気付いた『反日』」の矛盾」「私は日本が大好き!これってイケナイことですか?」など興味深い50のコラムを収載。日本人と同じ悩みや喜びを持つ中国庶民の新鮮な驚きや包み隠しのない心情が込められている。

ある訪日中国人観光客は帰国後、ウェイボーに次のように書き込んだ。「日本の空港に降り立ったときから、違いははっきりしていた。静寂、秩序、清潔…。一つひとつのカルチャーショックが、私がそれまで抱いていた日本に対する印象を否定していった」。このような率直な感想は瞬く間にネットユーザーの間に伝搬する。

1990年代の反日教育と抗日ドラマで育った世代には、日本に侵略の暗いイメージを植え付けられた人もいるが、若者世代には「ドラえもん」や「ワンピース」などの日本のアニメを好む人も増えている。多くの中国人は真の日本を知れば知るほど「夢の国、日本」と認識し、日本人と仲良くしたいと思うようだ。

戦後70年近く、第二次大戦の反省の下、平和を追求し経済・文化的な繁栄の道を歩んだ日本の真の姿に接すれば相互理解につながる。日本では、景気低迷、少子高齢化、地方過疎化など暗い話題にこと欠かないが、本書を読めば日本人が普段気がつきにくい「日本の美点」を再認識し、自信を取り戻すこともできるだろう。(評・ZN)

<Record China監「中国が愛する国、ニッポン」、竹書房刊、980円税別>

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