拡大
中国市場を失ったトランプ政権はインドに販路拡大を図っています。写真は大豆収穫中の米国農家。
米国大豆協会はこのほど、「今年5月以降、中国は米国産大豆の購入を中止した。米国内では大豆収穫期に入ることに伴い、販売の落ち込みによって、農家は巨額の経済損失に直面している」と明らかにしました。
大豆は米国の農業および農産物の輸出にとって極めて重要です。米国農務省のデータによると、2024年、大豆の輸出額は245億8000万ドルで、農産物輸出額の14%を占めており、米国農産物輸出のトップになったことが分かりました。
中国は米国産大豆の最大の輸入国として、2024年、126億4000万ドルの大豆を購入し、米国の大豆輸出総額の半分以上を占めています。米国メディアは、2025年5月以降、中国は米国産大豆の輸入を中止したと報じました。英国の週刊新聞「エコノミスト」は1998年まで公式データをさかのぼり、「この30年近い間で、中国が米国産大豆を輸入していない状況は初めてのことだ」としました。
米国の政治ニュースサイト「ポリティコ」はこのほど、「今年、米国の農業は豊作を迎えたが、農民は意気消沈している。関税戦によってこのパラドックスになったとみられる」と報じました。
中国のほか、米国産大豆の主要輸入国にはメキシコ、欧州連合(EU)、日本、インドネシアがあります。中国の発注の分をブラジル、アルゼンチンに移すほか、トランプ政権はインドなどの市場に販路の拡大を図っています。しかし、これら新たな市場の開拓は中国市場の空白をなかなか埋めにくいとみられています。(提供/CRI)
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