別府のラーメン店で「現金がない」、中国人観光客が親切な日本人に出会い「感謝」

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6日、中国のSNS・小紅書(RED)に「別府で親切な人に出会い、食事代をいただいた」と題した投稿があり、反響を呼んでいる。写真は別府。

2025年10月6日、中国のSNS・小紅書(RED)に「別府で親切な人に出会い、食事代をいただいた」と題した投稿があり、反響を呼んでいる。

投稿者は「今日の昼、私は娘と別府のラーメン店の外で順番待ちをしていた。後ろには60歳くらいの女性がいた。彼女は私と娘のやり取りを見てずっとニコニコしており『Where are you from?(どこから来たの?)』と聞いてきた。私は『China(中国です)』と答えた。言葉は通じないが、お互いに笑顔になった」とつづった。

その上で、「十数分後、私は現金を持っていないことに気づいた。私は彼女に『No cash(現金がない)』と言って列を離れようとしたが、彼女は私の意図を理解し、『行かなくていい』と合図をしてくれた。しかし、私はお金を後で振り込んだり、彼女とやり取りしたりすることもできないと思い、やはり立ち去ろうとした。すると彼女は財布を取り出し、メニューを指して私がどれを注文するか尋ね、そのままお金を渡してくれた。日本語で何か話してくれたが、『大丈夫』という言葉だけは理解できた」とした。

そして、「彼女は頑として譲らず、娘もお腹が空いていたので、私はありがたくお金を受け取って何度も感謝を伝えた。食事をしながら、何かお礼できるものはないかと考え、帰り際に持っていた新品の手帳を渡そうとしたが、彼女は頑なに受け取らなかった。彼女はただ私たちを助けたかったのだと感じ、改めて感謝を伝えて別れた。食事代は約100元(約2000円)相当だが、こんな温かく親切な人に出会えるとは思わなかった」と振り返った。

この投稿に、中国のネットユーザーからは「優しいおばさんがいつまでも幸せでありますように」「愛に国境はない。世界がいつまでも愛で満ちていますように」「子どもと一緒に過ごしていると、通りすがりの人や公共の場での小さな善意を強く感じられる」「困っている人を見かけたら、次はあなたも手助けして、愛を広めよう」とのコメントが寄せられた。

また、「来日前は身構えていたけど、実際に来てみると優しい人ばかりだった」「ネットで見る『日本』と、実際に来て体験する日本は全く別の国だと実感する」「日本人は礼儀正しく、距離感を保ちながらも優しい。先進国はやはり違うと感じた」「店で食事中、見知らぬおじさんが無料クーポンをくれたこともある。私たちも別の人に1枚譲った」「全自動のコインランドリーを使った時、両替ができず困っていたら、おじいさんが来て両替の方法を教えてくれた。本当に助かった」との体験談も寄せられた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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