中国、世界最大規模の地震速報網を構築=18の地震で速報に成功―中国メディア

Record China    2014年10月21日(火) 12時39分

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20日、成都ハイテク減災研究所は、中国で世界最大規模の地震速報ネットワークが構築されたと発表した。25省市に5010カ所の観測点が設置され、約200万平方キロ、約6億5000万人をカバーする。写真は14年8月の雲南・魯甸地震。

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2014年10月20日、成都ハイテク減災研究所は、中国で世界最大規模の地震速報ネットワークが構築されたと発表した。25の省・直轄市に5010カ所の観測点が設置され、約200万平方キロ、約6億5000万人の人口をカバーする。中国新聞社が伝えた。

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これまでに、雲南省の景谷地震(マグニチュード6.6)や魯甸地震(同6.5)、四川省の芦山地震(同7)など18の破壊的地震の速報に成功している。

これにより、中国は日本、メキシコに続き、地震速報システムを有する3番目の国となった。

地震速報システムは、地震の発生から破壊的な地震波が到達するまでの間に、地震波よりも速い電波を利用して、揺れの数秒〜数十秒前に緊急速報を発表するというもの。理論上では、地震による死傷者は、3秒前の速報で14%、10秒前で39%、20秒前で63%減少するという。(翻訳・編集/NY)

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