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浙江省寧波市の野菜卸売市場では9月に入ってから「氷菜」が飛ぶように売れています。
中国東部の浙江省寧波市の野菜卸売市場では9月に入ってから、「氷菜」が飛ぶように売れています。氷菜の呼び名は、葉の表面に氷の粒が付着しているように見えることに由来します。口にするとひんやりとして爽やかで、シャキシャキするのが特徴で、1日当たり500キロも売れており、寧波市民に人気の「食欲をそそる前菜」の地位を獲得しました。
寧波野菜卸売市場では毎朝、箱詰の氷菜が入荷すると、小売業者がたちまち集まってきます。卸売り業者は、「毎日450キロ、週末になれば700キロに達することもあります。毎日午後には、ほとんど売り切れです」と紹介しました。
9月はじめ頃の1キロ16元(約330円)だった氷菜は、1キロ10元(約210円)にまで値下がりしました。氷菜は「手頃な値段」になったことで、一般家庭の食卓にますます登場するようになりました。
氷菜の大人気に伴い、飲食業界も活気づいています。老舗中華料理店の東福園は「氷菜のサラダ」という新メニューを登場させたところ、1日平均で200皿以上も売れています。厨房の責任者は、「氷菜には自然の塩味とひんやりとした食感があり、ドレッシングをつけて生で食べれば、風味が一番引き立ちます」と説明しました。
氷菜には「氷草」「水晶氷菜」の別名もあります。原産地のアフリカ南部から導入されて、中国でも栽培されるようになりました。葉と茎に水晶のように見える透明の細胞があることが大きな特徴で、口にすると爽やかな食感で、わずかな天然の塩分を感じます。この野菜にはアミノ酸、天然植物塩、ミネラルが含まれているため、高血圧、糖尿病、高脂血症の人によいとされています。低カロリーかつ低炭水化物の食材でもあります。(提供/CRI)
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