韓国コンサートでの崩落事故は「予告された人災」=韓国ネット「後悔先に立たず」「一言で救えた命」

Record China    2014年10月20日(月) 18時10分

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20日、韓国メディアは、韓国京畿道城南市で野外コンサート中に換気口が崩落し、16人が犠牲となった事故について、3つの不足が引き起こした「予告された人災」であったと報じた。韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真は韓国。

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2014年10月20日、韓国・アジア経済は、韓国京畿道城南市で行われた野外コンサート中に換気口が崩落し、16人が犠牲となった事故について、3つの不足が引き起こした「予告された人災」であったと報じた。3つの不足として、大規模なイベントに安全要員が1人もいなかったこと、安全管理規定がなかったこと、実質的な主催者がいなかったことを挙げている。

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事故当時、会場には38人のスタッフがいたが、安全要因として配置されたスタッフは一人もいなかった。また、換気口の強度に関する法規定や安全基準がないという理由で、自治体や警察、消防当局が安全管理を疎かにしていたと指摘した。

主催者が誰だったのかもはっきりしていない。主管のedailyは、イベントのポスターなどに「主催者は京畿道・城南市・京畿道科学技術振興院」と記載していた。しかし、京畿道と城南市は今回のイベントに関し「主催者になってほしいという要請をうけたことはない」と主張している。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「一番不足していたのは、安全に対する市民の意識。危険だとわかっていて換気口に乗る人がいる?もし、安全要因が配置されていたとしても、無理矢理乗ろうとしてケンカになっていただろう」

「学校で道徳や倫理をしっかり学ばせない教育省にも問題がある」

「一目で危険だとわかる。屋根に上っているのと変わらない」

「いつも同じ。後悔先立たず」

「この国は、セウォル号事件後に何か変わったのだろうか?」

「京畿道や城南市は、知らなかったで済むの?知らなかったけど、この地域で起こったことだから責任をとると言うべきじゃないの?」

「なんで何の対策もしなかったのか。国家には国民を守る義務がある」

「この記事を見て初めて、換気口が危ないものだと知った。一言『危険だ』と言ってあげていれば救えた命だ」(翻訳・編集/篠田)

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