「流⽔舞花~遥かなる月落城~」アレン・レンのインタビュー到着!ドラマの三角関係に「略奪していない」と全力否定?

華流    
facebook X mail url copy

拡大

中国の時代劇ドラマ「流⽔舞花~遥かなる月落城~」主演のアレン・レンのインタビューが到着した。(C)Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

(1 / 5 枚)

「美人骨」アレン・レン(任嘉倫)×「宮廷の茗薇<めいび>」リー・ランディー(李蘭迪)×「花令嬢の華麗なる計画」シュー・ジェンシー(徐正溪)の豪華人気スター共演!「流水舞花(りゅうすいまいか)~遥かなる月落城~」がU-NEXTで独占先行配信されており、DVD-SET1&レンタルDVD Vol.1~7がリリース中だ。

その他の写真

表では有能な皇帝の寵臣、裏では仮面の刺客として故郷の復興と復讐のために暗躍する二つの顔を持つキャラクターに扮したのは、数々の時代劇ドラマで主演を務め、トップスターに君臨する俳優アレン・レン。

頭脳戦を繰り広げる政敵に「永安夢~君の涙には逆らえない~」などで主演を務め、俳優復帰が報道されて話題となった時代劇スターのシュー・ジェンシー。ヒロインを刺客から守り世話をする善良な姿の裏に、野心家の一面を隠す侯爵をオーラたっぷりに熱演した。


そんな2人から愛されるヒロインには、子役出身で「星花双姫~天に咲き、地に輝く恋~」などで活躍する若手実力派女優リー・ランディー。

ヒロインの世話をする若き医師役に「星漢燦爛<せいかんさんらん>」などで人気急上昇中のイケメン俳優ガオ・ハン(高寒)、城主になることを夢見る青年役に「北月(ほくげつ)と紫晴(しせい)~流光に舞う偽りの王妃~」のヤオ・チー(姚弛)らが好演し、華を添える。

大ヒット時代劇「一念関山(いちねんかんざん)-Journey to Love-」の監督が手掛けた本作は、緊張感とテンポを合わせ持つドラマティックな展開や複雑な背景を持つ登場人物が高評価を獲得し、各配信サイトのランキングで1位に輝いた。裏の顔を持ち、政敵関係にあるイケメンたちの頭脳戦からヒロインを巡る三角関係、国を揺るがす陰謀などそれぞれの愛と思惑が複雑に絡み合う大ヒット・エモーショナル・ロマンス時代劇から目が離せない。

本作の配信開始とDVDリリースを記念して、衛昭(えいしょう)と蕭無瑕(しょうむか)役のアレン・レンのインタビューが到着した。最初は冷酷で完璧な人物だったが、ヒロインに心を開いてからは優しさや温厚さが見え始める心の変化を見事に表現。2役の役作りやヒロインとの恋物語などについて明かした。


■脚本を読んで魅力を感じたところはどこですか?

最初にこのドラマの脚本を読んだ時、一連のエピソードが一つの大きな物語となっていく構成、衛昭のキャラクター設定や人物背景に魅力を感じました。脚本を読み進めていくと、ああ、そういうことだったのか、主人公の2人はさまざまな理由から敵対することになるのか、と分かっていきました。こうして衛昭の身の上や彼の経験するあらゆる出来事を読んで、ぜひこの役を演じてみたいと思ったんです。

■衛昭は前半と後半でギャップが大きいキャラクターですよね。役作りでは両者の違いを意識して演じましたか?

僕自身は衛昭にそういう大きなギャップがあるとは思っていませんでしたね。あえていうなら、前半では事件の多くは彼の計画の内ですが、江慈(こうじ/リー・ランディー)が闖入してきて彼の計画をやや乱してしまいます。後半では彼が一歩ずつ用心しながらその解決方法を探っていくことになりますが、基本のトーンは同じです。

■視聴者が特に絶賛したのは、仮面を着けていた蕭無瑕の時の演技ですね。顔の半分が隠れていても目が印象的でした。

衛昭の人生の背景にある出来事が分かってくると、他人に見せている仮面の姿は偽りの姿だということが分かります。彼のそういうところが好きでしたから、仮面の姿のシーンを演じるのは楽しかったです。そういうことから自然と、皆さんが褒めてくださるような目の演技をすることが増えていたのかもしれません。

■どうしたら二つの身分のあるキャラクターをそれほどうまく切り替えながら演じられるのでしょうか?

二つの身分といっても言うほど大きな違いはありません。ストーリーの展開によって人物を表現する方法に少しの変化が生まれるだけです。例えば、現在の生活で僕は僕ですが、5年前と5年後を比べたら多少なりとも違うはずです。

■5年前と5年後ではどんな違いがあるでしょうか?

もっと落ち着いているだろうし、もっと明確に物事にどう対処したらいいか理解しているだろうし、常に成長し続けていると思います。

■衛昭と江慈の間に小学生のような子供っぽいやり取りが見られますね。その中にはお2人のアドリブもあるのですか?

(ネットで話題になった)わざとすれ違いざまに彼女にぶつかるというのは脚本に書いてあったと思います。でも、確かにいくつかは現場で思いついてやっていたかもしれません。例えば、彼女にちょっかいを出すようなシーンです。(メイキング映像にある)リハーサルの時に彼女の頭をいじったりお団子の髪を引っ張ったりしていたのは、どういうやり取りを加えるのがふさわしいかどうか現場で試していました。

■衛昭の子供っぽい行動を演じる時、ご自身ではどう思っていましたか?

こういう行動は相手が気づいてくれないとダメじゃないですか。2人の間のちょっとしたやり取りなので。すれ違いざまにぶつかるにしても、そのタイミングがちょっとでも合わなければ成立しない。だから、ランディーもやっぱりすごいと思います。彼女がそれを受けて反応を返してくれるので、こちらもさらに反応できる。まさに以心伝心のやり取りですね。

■では、ファンからの質問です。「そんなに端正な顔立ちなのにどうしてコソコソ感を演じられるのですか?」

それは僕にとっては当たり前のことですね。誰かを見張っていて相手がこちらに気づいていない時、相手にこちらが何をしているか気づかれたくない時、「コソコソ感」でやるべきことを終わらせます。

■だから視聴者は衛昭と沈慈を「コソコソ感夫婦」と呼んでいでます。

僕たちはコソコソすることにおいてはうまくできると証明しましたね(笑)。


■ファンから「壁の土台を壊す(他人の恋人を略奪する)気持ちは?」という質問も来ています。シュー・ジェンシーが演じた裴琰が壁を積み上げて衛昭はその壁の土台を壊した(裴琰が恋を育んでいたのに衛昭が横から奪った)と言われていますが?

違いますよ!江慈は裴琰の屋敷に入りますけど、それも衛昭のおかげ。衛昭がいなければ裴琰は江慈と知り合うこともなかったんです。だから略奪したんじゃありません。衛昭はそもそも略奪なんてしていないですよ。

■冒頭で木の上にいる蕭無瑕が下で起こっている出来事を眺めているシーンは、横店の代拍(ドラマや映画の撮影現場を盗撮してファンに売る人)の視点だと話題になりました。

横店で撮影していてちょっと離れたところに木々があると警戒しますよね。木の上に「代拍」が隠れているんじゃないかって。今なら衛昭が見ているんじゃないかっていう気になるかもしれません(笑)。

■あだ名が「横店のホークアイ(代拍を瞬時に見つける鷹の目を持った俳優への称号)」から「流水の代拍」に変わったことについてはいかがですか?

僕は「横店のホークアイ」でもあるし、「流水の代拍」というのも僕の新しい肩書きです。(蕭無瑕は)仮面を着けているから、正体が隠せますし(笑)。

■一番好きなシーンはどこですか?

そうですね、闘技場のシーンはこのドラマの撮影で一番重視されていました。それが衛昭という人物を理解してもらう第一歩となるシーンだったからです。ですから、どんな衣装で、どんな特徴でもって、衛昭という人物を見せたらよいのか、僕たちはそのシーンの撮影について話し合いを重ねました。武術監督も多くの経験と知識からアクションについて多くのアイデアを出してくれました。そこで僕たちが決めたのは、衛昭が刀を逆手に持つことです。そうすることで、闘技場で戦う人々の中でも衛昭をはっきりと見分けることができ、それが彼のアクション演技におけるユニークなポイントにもなりました。

■「先殺後愛(敵同士だったはずなのに愛が芽生える)」物語ですが、衛昭はいつから江慈を愛するようになったのでしょうか?

僕が思うに、衛昭が江慈に対して態度が変わるターニングポイントとなったのは、剣舞の後の彼女との会話ですね。江慈もその時から衛昭に対する理解を深めていきます。そこから2人の間に少しずつ生まれてくるんですね、おそらく皆さんが見たがっているものが。つまり、それまでにはなかった心のトキメキです。その後、2人に愛が芽生えて、誤解が生じて、仲違いして、多くの出来事を経て、また離れて……と、確かにちょっとつらくて切ない展開となります。

■デビュー以来、出演した7作のドラマがバッドエンドで、そういうつらく切ないドラマしか引き受けないのではというネット上の意見もあります。

これは本当にたまたまだと思います。ただの偶然です。これらのドラマの脚本を読んで魅力を感じたというだけです。

■本作でつらくて切ないパーセンテージはどれぐらいですか?これまでの作品の中でのランキングは?

それは視聴者の受け取り方次第ですね。僕が感じるパーセンテージと視聴者の皆さんが感じるパーセンテージが全く同じになるとは限らないからです。僕は「美人骨」の役はつらすぎたとよくコメントしていましたが、皆さんからは最高にロマンティックだと言われました。僕としては、うーん、そうなんだねって(笑)。

■では、ご自身の視点から言うと「流水舞花」はいかがですか?

つらくて切ないですよ!両親が共に亡くなり、家族はお姉さんだけになるけれど、そのお姉さんとも離れ離れになって、闘技場に1人取り残されてしまいます。闘技場では最後の1人になるまで戦って生き残らないと人生終わり。それってすごく大変な人生ですよね。衛昭はかわいそうだと思います。心に多くのものを抱えすぎていて、江慈に誤解されてもそれを釈明することができない。人には言えない秘密が多いんです。だからつらいですよね。


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携