ドン・ウェイ（鄧為）主演の中国ドラマ「風月不相関」に3回目の撮影中断の話題が持ち上がり、ファンは不満を訴えている。

OTTサービス・愛奇芸（iQiyi）がプロデュースする時代劇ドラマ「風月不相関」は、ドン・ウェイとヴァンダ・ワン（李宛妲）が主演し、5月にクランクイン。ドン・ウェイはファンタジー時代劇「仙台有樹」から約1年間の空白期間を経て、この作品で撮影に復帰した。

クランクイン後、6月に撮影の一時中断が明らかになり、この時は梅雨による天候の影響が報じられた。さらに7月にも撮影がストップしたとの話題が浮上し、資金面の問題が疑われていた。中国のエンタメリサーチ・DataWin（徳塔文）では、クランクアップ目前の「風月不相関」がこのほど3回目の撮影中断に入り、10日以上も再開待ちの状態と報じた。

ネット上ではストーリーの大幅な変更とドン・ウェイの出演シーンの削減に対し、愛奇芸側が投資継続に懸念を示したのが理由ではないかとの推測も浮上。ドン・ウェイは8月中旬に猛暑の中で黒いマントを着用した撮影中に熱中症で倒れたことも報じられたため、制作側の判断が二転三転することで、現場で努力している俳優やスタッフが翻弄されている現状に、ドン・ウェイのファンからは怒りの声も上がっている。（Mathilda）